以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

2014-01-01から1年間の記事一覧

後世への最大遺物 内村鑑三 を読んで

内村鑑三の「後世への最大遺物」を読んだ。 彼の「代表的日本人」はずっと個人的な愛読書だったのだけども、この本は全く趣が異っていて「生の内村鑑三」をその息吹のまま味わうことのできる迫真の講義録だ。 彼の云う人類への最大遺物とは、人が残すことの…

プログラムを書くという最高の快楽 - 自分が二十歳だった頃にとってもハマっていた事を改めて振り返る -

ソフトを書くっていうことは、それを覚えた当時から思考を表現して伝達することだと感じていた。文書を書くよりも、より正確に、より動的に、より完璧に思考を表現して伝達することができる!これがなにより凄いと思っていた。 ソフトを書くという行為そのも…

創造的プログラミング序説(草案)

創造的プログラミング。現在の生産的(時間内の生産効率を上げることが最上の価値)ではなく創造的(独自価値で創造的表現を行うことを主要な価値にした)プログラミング。 製品性のキーワードは、かつての”便利さ”(計算が速いとか、手間が減るなど)から快…

HyperCard 2014 - ソフトウェアとハードウェアの境界線にあるもの -

ハイパーカードというアプリケーションがかつてありました。誰でも非常に簡単にプログラミングができる創造力を刺激してやまないアプリでした。それ自体がソフトウェアをどんどん生み出してクリエーターを増殖する強力な魅力を持っていました。 今改めて、こ…

所詮、心が無くてはデジタルテクノロジーは虚しい。円満な革命の技術を考える。

人が何か話したり、行動をすることには、それを動かそうとする、その人ならではの動力が有ると思います。それは例え「暇つぶし」だとしても何らか幸福の実現への意志や意欲が含まれていると思われます。 「そこにいるだけで楽しい」みたいな状況は極めて分か…

製品作りを通じた価値創造は常に変化に晒されている。持続的起業家の矜恃について

東京からサンフランシスコに戻ってあっと言う間に一週間が経とうとしています。柄になくいろいろ人について、或いは起業家と言うむつかしい存在について多少考えるところが有り、全くの断片的メモなのですが、記しておこうと思います。 人を測るのに自分を物…

Still staying in Tokyo

柏の葉KOILでのハッカソンを経て、東京大阪京都3拠点でのIoTカンファレンス、そして鎌倉・京都・大阪・伊勢神宮、そして浜松を巡っての様々な起業家、投資家、開発者、研究者、企画者、思索家との出会いと語り合い。非常に充実した日本滞在なのですが、VISA…

箸がない! - イノベーションを引き起こす12のヒント -

この間、道玄坂のアパホテルでカップラーメン食べようとしてお湯を注いだ時に悲劇が!.....は、は、箸がない!!・フロントに電話ー>箸を取りに来いという、嫌だ!(なぜか凄く嫌だった)・コンビニの袋には箸がない!なるほどエコですね。(東京も変わりま…

ソフトウェアがハードウェアに出会うとき

10/26(日)の14時から新宿のグミさんで、IoTを語り合う熱いカンファレンスを行います。SonyのMESHチームさんやIntelのエディソンのチームの皆さんにも、DEMOおよびLightning Talkでお声を掛けています。 講演は僕以外にスイッチサイエンスの金本さんとGClue…

モノに寄る夜 IoTに関するファイヤーサイドチャットをやります。

10月21日京都のコネクトフリーで、はてな近藤さん、僕とコネクトフリーCEOのクリスとでファイヤーサイドチャットをやります。IoTの未来を自由闊達に心ゆくまで語り合う場です。ぜひ奮ってご参加下さい!詳しくは下記のイベント情報ページを御覧ください。 10…

日中同時開催のハッカソンに参加します。

僕と高宮さん(グロービス)と審査員として参画する柏の葉KOILでのハッカソン、日中同時に開催で、賞品は上海ツアーだそうです。デザイナー成分がまだまだ不足とのことですので、じゃいっちょハックしてやるゾ!っていう気骨と挑戦心のあるデザイナーさんは…

メモ:社会が透明になるってどういうことだろう? - Future Vision of Social Web Evolution -

ビザの新規申請に備えて過去ログをいろいろと掘り返していたら、2011年11月にこんなことを書いてました(何の取材だろうか?)。今まさに DOKI DOKI でやっていることだなあと思いましたし、ずっとやってることが変わらないなあと思ったのですね....。 Futur…

人と遊びと労働のパラダイムシフト - Tinkering という製品開発プロセス -

動物っていうのは「遊ぶ」のが、大好きだ。それこそ、理屈抜きで。むしろ、それを遊びだとは意識せずに本能的に遊びに興じる。 そして、子供の本文は「遊び」だ。遊んでる限り飽きもせず、ずっと動き回っている。そういう時は食事とか睡眠さえ余計なもののよ…

DOKI DOKI, INC. 始めました - Our life together is so precious together. Starting over!

今度、サンフランシスコを拠点に IoT( Internet of Things )をアートの視点で捉え直すスタートアップを始めました。DOKI DOKI, INC. と云います。 まだ始まったばかりで自社製品は何も有りません。ですが問題意識だけは有ります。それは、"IoT" と言う非常…

IoTの生態系はガレージから生まれる。- Kickstarterでの成功事例に学ぶコミュニティづくり -

(MicroView: Chip-sized Arduino) LittleBitsは、その製品を単なるオブジェクトの販売に留めずにコミュニティづくり、つまりスケッチを共有したりお互いが教えあうようなカルチャーも同時に提案しています。 ラズベリーパイやAuduinoなども、それはやはり…

創造性の電子版レゴブロック LittleBits がクラウド化して IoTデバイス開発キットになった。

電子工作キットのLittleBitsがクラウド対応モジュールを発表した。 Ayah Bdeir: Building blocks that blink, beep and teach | Talk Video | TED.com Wi-Fi接続とクラウドサービス(IFTTTをサポート)がセットになったAuduinoモジュールだ。 今までは初心者…



何でもクリック可能な世界:仮想現実の空間 ジョエル・ド・ロネ

2009年にフランスの科学思想家 ジョエル・ド・ロネさんに頂いた賛辞を昔のブログで見つけて読み直していました。ある意味、全く同じことをやり続けていることを再確認しました。 Clickable environment: a virtual reality. By Joel de Rosnay 何でもクリッ…

「もはや計画は不要になった」の衝撃 - 準備をしない創造的チームとは? -

「もはや計画は不要になった」 「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、"インターネット後の世界"と"新しい原理" | ログミー[o_O] なんと刺激的なタイトルだろうか?多くの組織論がよりよい計画の作り方と、その計画の実行の方法…

Change is the law of life. And those who look only to the past or present are certain to miss the future.

今日正式にプレスリリースで発表された通り、テレパシーのCEO及び取締役を退任して新たにフェローとして、テレパシー製品の成功に向けた支援をシリコンバレーを本拠にして行うことになりました。関係者の皆様にはいろいろとご心配をお掛けしましたが、より広…

「生きたお金」を考える - クラウドファンディングの本質的価値はどう進化を遂げていくのだろか? -

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである。」 これは名著「アイデアの作り方」のなかでジェームズ・W・ヤングが語った言葉だ。 例えば、「eコマース」はインターネットと個人決済と宅配サービスなど、本来別々の物が新たに結合した発明物だ。それ…

大きな変化と小さな変化 - インターネット的現象の社会的な浸透を考える7つのヒント -

お金の再発明は必然だ。それと同じく多くの再発明が求められていることも明らかだ。 - 以心伝心記で伝えようと思ったのは、サンフランシスコでの生活で感じるマネーと今迄は当たり前と思われていた社会インフラが、ここでいかに大きな変化を遂げようとしてい…

和魂洋才を超えて - シリコンバレー 移民の力が持つ凄さ -

アメリカのハイテクトップ企業の60%が移民一世か二世により創業されていること。及び、それらが創出している時価総額は実に200兆を超え、従業員数は120万人を超える。(シリコンバレーと移民)この状況は日本対シリコンバレーとも言うべき(よく語られている…

あの Medium で読む、Uber化="uberification"とは何だろうか? - 共有経済考 -

今年何回タクシーに乗っただろうか?東京では複数回乗った。しかも、結構頻繁に...。 でも、サンフランシスコでは全く利用しなくなった。考えてみるとここに住み始めてからこのかた、キャブには全く乗らなくなっている。それはもちろん、それはUberがあるか…

Uberは単なるタクシーの代替じゃないし、AirBnBは単なるホテルの代替じゃない。

Uberのもたらす共有経済の底力を思い知ったのは、本当に偶然の出来事がキッカケだった。 最初は普通のアジア系移民のドライバーだと思っていたのだけど、その人は実は発話障害者だったのだ。彼のジェスチャーでようやく理解したのだけど、機敏な動作や対応の…

お金の再発明は必然だ。それと同じく多くの再発明が求められていることも明らかだ。

今年、サンフランシスコ滞在中に現金をいくら使っただろうか? 覚えている限りでも、回数、金額、共に本当に僅かだと思う。約半年の間、トータル十数万円を十数回程度の支払い回数で使った...。きっとその位ではないだろうか?現金にここまで触れないのは、…

シリコンバレーと移民

サンフランシスコのUberで出会うドライバーがぼぼ100%が移民あるいは移住して間もない人ばかり...という現象は実は余り驚くに当たらない。例えばこの市内で営まれている多くのCo-WorkingやIncuvationで出会う起業家やスタートアップの多くもそうだからだ。 …

ひらめきの有用性 - それは最初だけでなく、最後のステップにこそ求められる -

最近、工業デザイナーさんとお話していて興味を覚えたのは「なにより大切なのはひらめきだ」という一言でした。 しかも、それは最初の着眼点や製品案ではなくって、それを実現させる「最後の詰め」を考える際のポイントとしてなのだ。要するに発案時より実行…

ウェアラブルの存在価値

実質、ウェアラブルの世界に飛び込んでから一年と約三ヶ月が経ち、日本では節目に成る四月を迎える際、我々テレパシー・チームも日米で約30人の大所帯になる(未だ製品の無いハードウェアスタートアップとしては)。 Telepathy Oneの完成度が上がってくれば…

The greatest pleasure in life is doing what people say you cannot do.

何かをトコトンやり抜くことは、自ずと執念を元にした突き抜けるための貫通力を伴う。 それは当然ながら、傍目には極端なコダワリをもたらす。そして、それは時に人を不安にし、場合によっては不快感さえもたらす。でも、そういう事態を通じてでしか過去のバ…

ウェアラブルテックエクスポ初日、無事終了しました!

ウェアラブルテックエクスポ初日、無事終了しました!アニメとウェアラブル、およびメイカーズ×ウェアラブル×IoTのセッションを担当しましたがいかがでしたでしょうか?色々お見苦しい点、お聞き苦しい点多々有ったかもしれませんが青息吐息で乗り切りました…