以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Pathに学ぶ顧客行動の洞察

そろそろ2011も終わりです。個人的に2011で最も大きかったのはdomoで挑んだ北米進出でした。残念ながらそれは一度頓挫し、domo再起動にはまだ至っていません。そして現在は開発コードでPnPと呼んでいるアプリのプロトタイプとユーザーレビューを繰り返して…

名刺交換の弊害(修正版)

先日、インキュベーションキャンプと言うスタートアップ向けLAUNCHイベントでのクローズドパーティで講演した時、ひとつ気付いたことがありました。それは「名刺交換の弊害」です。 名刺交換は言うまでもなく日本のビジネスシーンでは欠かせない重要な"儀式…

頓智流プレゼンテーション禅(修正版)

今年6月のIVS 2011 Spring(札幌)の"シリコンバレー"パネルで発表したのは、「domo」アプリをローンチしたLaunch Conferenceでのプレゼン(今年2月)の模様を録画したビデオでした。 Domo: The one Launch presentation you must watch (video) | Venture…

ロケーションソーシャルのブレークスルーを起こそう!

ロケーション系のサービスについて。この分野で大きく成功したソーシャルサービスは現状ではFoursquare以外には未だありません。 様々なスタートアップが世界的な規模で激しくせめぎあっている分野ですが、対象規模の大きさ(地球は広いですね!)、利用環…

PnP のファンページスタートしました!

現在開発中のアプリ(コードネームはPnP=Peek and Poke)のFB PAGEをスタートしました。PnPは、実世界で写真をシェアできる非常にシンプルでクイックなアプリです。目下テスター(PnPer)を募集しています。年末年始の心に残るイベントをぜひPnPで撮影シェ…

アプリの新しいヒットパターン

Path 2,0が話題を呼んでいる。僕のフェイスブックの海外クラスターの反響にもそれは明らかだ。記事を読んでも30倍のアクティブユーザー獲得と指摘されている。あるソーシャルアプリがPivotでいきなりここまで弾けるのは珍しい気がする。 そもそもアプリの場…

SXSW Pitch Battle Award Review

昨晩はSXSW Pitch Battle Awardを審査して来ました。 審査員はユビイキタスの清水さん、芸者東京の田中さん、mixiの宮田さんと超豪華メンバー。で、下は僕の審査講評です。 ・Conyac:ソーシャルトランスレートサービス:http://www.conyac.cc/ 全体的に薄味…

"インターネット、イノベーションそして学習について"に寄せて

インターネットはそれ自体が信念であり、信条 ジョーイの"インターネット、イノベーションそして学習について"が一部のテックパーソンの間で強い共感を呼んでいる。それはインターネットがそもそも存在しなかった時代と、それが存在することになって起こった…

Do You Believe In Magic? - 魔法を信じるかい?

頓智は変わります さて、今日 IVS FALL KYOTO (京都の地に日本中の著名起業家が集結する一大イベントです)でようやく新CEOを公に発表することができました。今日から僕は Chairman and CMO ですが、Chief Magic Officerを目指します。"Magic"を極めます。…

創造的なプレゼンテーションは誰にも可能だ。ただ、それをやろうと思うか?それとも、そう思わないか?だけだ。

12/15にはいよいよSXSW 2012にチャレンジするえり抜きのスタートアップ10社によるピッチバトルが出来たばかりのサムライインキュベートアイランドで開催されます。 SXSW2012 Pre-Startup Pitch Battle in Tokyo http://www.facebook.com/events/29067302096…

開発中新製品のプライベートテストへの参加をお願いします。

現在、僕のチームで一生懸命開発している製品( コードネームはPeek 'n Poke http://techcrunch.com/2011/12/03/tonchidot-ceo-3m-downloads/ )のプライベートなユーザーレビューを始めます。非常にプライベートに進めますので、NDA(機密保持契約)へのサ…

あなたの開発しているその製品は世界を変えるのか?そして、それはどの程度変えるのか?

それは新しい便利をもたらすか? それは新しい快適をもたらすか? それは新しい気付きを与えるか? それは新しい体験をもたらすか? それは新しい気分をもたらすか? それは新しい視覚を提供するか? それは新しい感覚をもたらすか? それは新しい交流をも…

新機能を開発するのではなく、新しい習慣をデザインしよう。

日本のスタートアップに欠けていること 今日は渋谷のFactoryでPicoTubeやCrowdnest、ボンノウやワンダーシェイクのファウンダー達と語り合う機会があった。アイデアとイメージが豊富な皆と製品に付いて熱く語り合える貴重な機会だ。彼らの製品は、グローバル…

時代は変わる。- それは他でもない、あなた自身の発明によって。

Googleが無い時代にはもう戻れないのと同じでYouTubeが無い時代に戻れそうな気がしません。 既に歴史上の物語ですが、YouTubeが生まれる前はアプリケーションをインストールして特殊フォーマットの動画を再生していました。動画のサーチも大変ですし動画ファ…

人生に向き合うプロジェクト

大の大人がオフィスで、開発現場で、「人生」について正面から語り合う機会はなかなか無いかも知れない。でも、今取り組んでいる新製品開発のプロジェクトでは日頃から人生を語り合う(ビールも入る)。 そもそもソーシャルって何だろう?ライフロギングっ…

アイデアの背景 - "なぜ世界を変える製品を造りたいと思うのだろうか?"

Youth Venture Summit で、「なぜセカイカメラの様なアイデアが浮かぶんですか?なぜ、そういった製品が思いつくんですか?アイデアの出所は?」と繰り返し訊かれました。なかなか自分でも分からない物ですね。で、自分なりに思いついた事(アイデアの背景…