お金の再発明は必然だ。それと同じく多くの再発明が求められていることも明らかだ。 - 以心伝心記で伝えようと思ったのは、サンフランシスコでの生活で感じるマネーと今迄は当たり前と思われていた社会インフラが、ここでいかに大きな変化を遂げようとしているのか?の兆候だった。
それは想像していたより、その生活の固有の状況で異なるというのが偽らざる実感だ。インターネットの変革は、仮想空間やディスプレイの向こうの情報流通としてよりも、現実の人の生きる場や営みのなかに浸透しようとしている。
そのことを一生活者の立場で強く感じる。そして、出来ればそれを世界的な変化の兆しとしてより全体的なイメージとして掴みたいと思う。そこで調べておくと良いと思ったのは、下記のようなトピックだ。インターネット的現象が社会的に広がっていく未来を思い描く際のヒントになるだろう。
1)国家が発行するマネーの総量とその推移(過去五年間):
マネーの循環はどの地域でどの程度のスケールで増大しているのだろうか?
2)それ以外のマネーの発行総量とその推移(過去五年間) :
新しいマネーはどの地域でどの程度のスケールで増大しているのだろうか?それは従来のマネーを脅かすレベルの存在なのか?
3)Square Cashの伸長率と、その利用範囲(ユースケースとターゲット・ユーザー):
デヴィッドカードを元にお金のやりとりをするSquare Cashの動向を把握する。手数料要らずでその場で支払いと受け取りができるサービスの普及の様子は?
4)Amazon FreshとGoogle Shopping Express の伸長率と、その利用範囲(ユースケースとターゲット・ユーザー):
eコマースがeコマースをリアルの購買を書き換えようとしていることの現状把握。
5)Uberおよびその他のシェアリング型ドライブ・サービスの市場推移(取り扱い量とカバー・エリアの推移):
「移動」はどのようにインターネット化しているのか?
6)AirBnBおよびその他のシェアリング型滞在サービスの市場推移(取り扱い量とカバー・エリアの推移):
「滞在」はどのようにインターネット化しているのか?
7)ロボット及びドローンが、各種移動サービス及び配送サービスにもたらすインパクトを述べている各種資料(市場予測):
人が今まで担ってきた各種サービスはどのように自動化クラウド化するのだろうか?の将来展望。