以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

ベイビーをよろしく!

さて、ドキドキの新製品、ベイビーの米国ローンチを控えて、ベイビーの様々なコンテンツやグッズを公開していきます。来週は東京滞在予定なので取材のお申し出は是非!ベイビーアプリは5秒間の声だけで、現実に会わなくてもおしゃべりできる友達を発見する…

テレパシーをよろしく!

2016年7月末をもって、テレパシージャパンのフェローを退任しました。これは当初取り決めた二年間の任期を終えたことによるものです。お陰さまで、テレパシーは製品のローンチのみならずクラウドファンディングの成功を遂げ、その後も多くの関係各社の皆様や…

起業家は海を超えるべきか?

ファーストペンギンさんの取材を終えて。 海外に進出する必要があるのか?という問いかけについて。 そもそも、海外市場に進出しないのはナゼだろうか?進出しないというチョイスが果たしてあるのだろうか?では、進出しないことの理由や根拠ってなんだろう…

人は声だけで繋がり合えるのか?

ロボットの開発が、どこをどうしたらコミュニケーションアプリの開発に至るのか?っていのは非常に説明がしづらい。 でも、音声で対話する無垢な人工知能が、ロボットとしての形を取るプロセスを練れば練るほど「心」をどう機械化するのか?の根源的課題の巨…

コミュニケーションアプリはまだ終らない。

Peach App はとてもおもしろい。 個人的なタイムラインを作りながら、ときどき絡みあうような感じ。オンボーディングでマジックワードという仕様はSlackのコンシューマバージョンとも言えるし、年上向けのSnapChatとも言えるし、言う人によっては新しい時代…

What i want to do

社会の中での個人。 個人の自由は、どの程度か? 社会への働き掛けと、社会からの働き掛け。 自分が行動する上で当然だと思う基準が有るとして、それは社会と不可分の関係だ。 でも、それをどう意識し、どう行動するのか?の自由度の幅が、その人の社会的ポ…

World is not mine.

だんだんフェイスブックを生活習慣から抜いていくと非常に快適だなあ。これがないと駄目な感じがすごくダメだった。無くてもぜんぜん問題ないぞ!(ってくらいハマっていたに違いないと、改めて気付く)。 フェイスブックで繋がっている範囲で物事をみてしま…

雑感

シリコンバレーは世界の起業プラットフォームなのだから、ひたすら使い倒せば良い。 日本対シリコンバレーの対立図式にする必要はないと思います。逆に言うとその図式で考えている限り、日本中心の視点からはなかなか離れられない。そして、シリコンバレー的…

ダークサイド・オブ・ザ・ムーン サンフランシスコの光と影

サンフランシスコ生活を再開してしばらく。 よく「なんでサンフランシスコなの?」と聴かれるのですけど、正直それはサンフランシスコが大好きだからと云うことだと思います。 けど、誰がどう考えても都市の「安全」「快適」「衛生」「安定」「消費性」「娯…

パーソナルロボット生存の条件を整理して考えてみる。

パーソナルロボットとして、いったい何が欠かすことのできない生存条件なのだろう? 僕が先ず思うのは「感情の共有」だ。これこそが、パーソナルロボットにとってもっとも必要な機能だと思う。 「感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情…

パーソナルロボットとその生きる社会性

「視点を変えろ!」ベイマックスで窮地に追い込まれた、主人公ヒロが思わず口にした言葉だ。 現在のテクノロジー製品の多くは「ユースケースと必要性」の呪縛に囚われていると思うことが多い。 ユースケースが確実に存在すること、人がそれを使う必要性が明…

パーソナルコンピュータとパーソナルロボットはどう違って、どう同じなのだろう?

渋谷のロボットスタート社にお伺いして色々お話を伺ってきました。とっても素晴らしい体験でした(ロボットスタートの皆様、ありがとうございました!)。 個人向けロボット(ファミリーロボットやパーソナルロボットを含む。ソーシャルロボットやコミュニケ…

物語体験装置としてのテクノロジー商品を考える(メモ)。

新製品について、とても悩んでいる。 今までにないタイプの製品を生み出すときの懸案事項は「その価値をどうコンシューマーに理解してもらうのか?」だけど、そもそも提供価値そのものが新しい場合、をその価値を知らない人にデリバリーするのはまったく簡単…

ロボットに大切なのは沈黙することなのかもしれない。

ここしばらく渋谷のファブカフェ内で接客中のペッパー君と触れ合う機会があったので、いろいろコミュニケーションロボットに関しての知見が吸収出来ました。 また、既に発表済みの(製品発売はまだですが...)JIBO やMUSIO なども続報があり、だいぶんファミ…

僕らは物語のある世界に生きている。

子供時代に物語を大いに吸収することがいかに大切か? 宗教もビジネスもサイエンスも哲学も社会通念も革命も交渉も旅行もデートも起業も、結局帰着するのは「物語」あるいは「物語構造に則った人の心の変化」ではないか? 子供時代にオズの魔法使いや黒馬物…

ソフトをハードにする。

今週はベイビーがぐいぐい先に進みつつある。 今まで地道にクラウドやアプリでやっていたことがじわじわハードウェアになろうとしている。ハードウェアが動くと刺激反応のサイクルとか、触ることによる愛着や驚きがもっとリアルに感じられて実に面白い。 そ…

失敗オープンソース

たまには没になった製品案など。 頓智社の時代にサンフランシスコ滞在しながら(まだ、Uber やInstagram がドスタートアップだった時代です)開発していたdomoですが、商標などの問題があってあえなく打ち切りになりました。が、その後継製品として企画試作…

プロダクトで闘う。世界的イベントをどうやって突破口にするのか?

最近、プレゼンテーションやプロモーションについて、かなり突っ込んだ相談を持ち込まれることが以前にも増して増えました。 特に北米市場でローンチするにあたってどうすれば良いのか?これは世界市場を目指す意欲的な起業家にとっては永遠に回答のない問い…

ユッキィさんのドキドキ日記連載開始しました。そしてベイビー最初のプレスリリースを発信ですよ。

サンフランシスコは一年でもかなり寒いシーズン、日中はともかく朝夕はかなり冷え込みますし薄着では辛い毎日です。が、ドキドキチームは日々ベイビーの開発に集中しております。その日々をお伝えするべく、ドキドキを支える屋台骨とも言えるリアライザーの…

サンキュー、ベイビー(SDKへの応募)!あっという間に一杯になりました。

Baby SDKの初回配布、あっという間に一杯になりました。こんな何もできない赤ちゃん以前のSDKにご応募ありがとうございます。チーム一同、ますますがんばって、本当に良い物にしますので、引き続きよろしくお願いします!ベイビーのクラウドがなにしろ超非力…

「ディープラーニングを小学生でも使えるようにしてみる」がすばらしい。

八谷さんのツイートで知って感動しました!「ディープラーニングを小学生でも使えるようにしてみる」、すばらしい!これはものすごく可能性があると思います。 ディープラーニングを小学生でも使えるようにしてみる - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤー…

すきなことをすきなときに言いたい放題の自由 - ツイッター的開放空間の可能性 -

Twitterは、当初間違っていなかった気がする。 自由で闊達な開放的言論空間。すきなことをすきなときに言いたい放題。もしうまく繋がる人がいれば返信できるけど、それ同じく言いたい放題。風通しの良い放置空間。 でも、それは、少数の、分かり合える(善意…

ツイッター精神の再来

改めて、ツイッターは見直されるべきだと思う。フェイスブックが持っていないもの、グーグルも持ち得ないもの、それがツイッターにはある。 世界規模で感情や思考の赴くまま、好き勝手にボール(ツイート)を投げられる場所。そして、それを自由に受け止めら…

ムーミンのご先祖様と汎神論的な人工人格

たまたま雑談している最中(数名、三〜四人ほど)クラウドベイビーが関係ありそうなお話をいきなり振ってくれるアプリを開発中なんですが、これって一対一の対話関係じゃなく複数の対話に入って来れたらスゴく高度な文脈理解してることになりますよね。 つま…

一寸の虫にも五分の魂 - ベイビーの世界観をひたすら伝える意味 -

ドキドキで昨年来ずっと進めてきた製品試作の一端を公開して、同時にエンジニア募集の記事も合わせて掲載した。 ベイビーのレシピと開発エンジニアの募集medium.com まだ試作中の段階から製品構想を率直に(ある意味馬鹿正直に)伝えようとしているのは訳が…

すべての怒りは創造の原動力になる。

起業をするときの最初の入り口は何か?僕の場合は当時勤めていたジャストシステムで開発中だったデジタルコミック編集システム(マンガトロンと呼んでいた)の開発停止が発端だった。Microsoft社とのオフィス戦争で厳しい戦いを強いられていた当時の会社がデ…

内向的なスプーン

とってもお世話になっている弁護士さんがご懐妊され、しかも、とってもお久し振りにお会いすることになって、何か贈り物をしたいと思った。青山のアレッシィを通りかかって、デザインの優れた食器はどうだろうか?と、思った。はじめて、その子のお口に運ぶ…

愛のあるモノ作りは、どうすれば可能なのだろうか?

ジョナサンアイブの製品作りについて学ぶうち、それがどういう感情を人に引き起こすのか?に向かっていることに気づく。 私達の製品への人々の感情的なコネクションは、私達の製品に対する、こだわりやパッションを感じるから起こるんだと思います。 製品開…

体験価値仮説を越えよう! 価値提供ではなく、感動の伝達を。

なるほど、「機能」や「性能」ではなく、「体験」だ!と言う言い方への違和感が分かった気がする! きっと、この場合の「体験性」は、どうも機能や性能の総和(届けられる価値の一覧)を指していて、その先にある、使い手の育む「感情」(届けられた、何らか…

セルフブランディングの弊害と制約について

自己認識と自分について 「グーグルに挑戦する男」カッコ笑で頭出しに使われることもあるけど、もう少しマシと言うか、"がんばれ!"っていう期待を込めて、そう言ってくださる人もいる。 でも、自己認識としては、そういう風に思ったことは未だ無い。本音を…

仮想と現実をまるごと扱える? Microsoft ホロレンズの可能性と、その競争原理

MicrosoftのWindows 10イベントですごいデバイスが発表された。 HoloLenzだ。ホログラフィを眼前に投影できる透過型のヘッドマウントディスプレイ。 いままで、ハードウェアのイノベーションでは、必ずと言って良いほど後塵を拝し続けていたMicrosoft。「こ…

ドキドキではインターンを募集します。

モノと人が自然に分かり合える世界。ドキドキはそんな新しい世界観を追求し、今最初の製品開発を進めています。 今回は社長アシスタントを一名募集します。世界中の素晴らしい起業家や投資家、発明家、デザイナー、クリエーター達を相手に、世界を駆け巡る仕…

サンフランソウキョウを心から愛する。

サンフランシスコと東京に住んでいます。 SekaiCameraをTechCrunch 50で発表したのが2008年。TelepathyをSXSWで発表したのが2012年。いまはDOKI DOKIという始まったばかりのスタートアップで、IoTデバイスを開発しています。 サンフランシスコと東京、テクノ…

製品を説明する人、製品を伝達する人。 - 禅・オブ・プロダクトマーケティング -

説明すると伝達するは、まったく別物だ。 プレゼンテーションでも、プロモーションでも、その違いがまったく意識されていないような気がする。 製品開発者やサービス設計者は、とにかく説明をする。 いったいそれが何なのか?それがどういう価値を持っている…

発明の道具を発明する。 - MESH のチャレンジが意味するもの -

発明を発明する? 道具のための道具をつくる? それらは、とても奇妙な言い方かもしれない。でも、新しい時代はそういった創造性の再定義を求めている。人が人の創造性を再発見する!?それはいったいどういう意味をもつだろうか? メイカーズ?インターネッ…

見えないから価値がある。

製品や事業についてコメントを求められることがある。コンテスト審査員や、インキュベーションの助言者になって欲しいと言われることもある。だが、そういうことはそもそもとても困難で、簡単に受けられるものではない。 だいたい新しくて凄いものと言うのは…

恐怖心という原動力

多くの場合、回答は恐怖心の中にある。 何かを恐れて、それから逃げようとしている時、もしも自分の視点を変えられるなら、その恐怖こそが解決すべき課題だったと気づく。 それどころか、その恐怖心こそが自分の行動の動機付けであったことに気づく。 考えて…

MESH 新しい道具 - 日常的な発明のためのDIY KIT - INDIEGOGOで買えます。

新しいアイデアを育んで、人にそれを届けるのは難事業です。 MESHは、それに果敢に取り組んでいます。 人が新しい道具を手にいれる。 それを理解して使いこなす。 そして、実生活における新しい発明につなげる。 それを非常に素早く、気持ち良く、創造的に行…

誰も考えなかったことを敢えて行うこと - Think Different 2015 -

何かがコツンと、乾いた地面にスコップが当たるような、そういう感触がもしも得られればしめたものだ。 それは自分の中の地層のどこかにヒットしたと言うことだから、恐らく、誰でもない、自分だけしかやらないだろう、何か大切なモノに辿り着けている。でも…

後世への最大遺物 内村鑑三 を読んで

内村鑑三の「後世への最大遺物」を読んだ。 彼の「代表的日本人」はずっと個人的な愛読書だったのだけども、この本は全く趣が異っていて「生の内村鑑三」をその息吹のまま味わうことのできる迫真の講義録だ。 彼の云う人類への最大遺物とは、人が残すことの…

プログラムを書くという最高の快楽 - 自分が二十歳だった頃にとってもハマっていた事を改めて振り返る -

ソフトを書くっていうことは、それを覚えた当時から思考を表現して伝達することだと感じていた。文書を書くよりも、より正確に、より動的に、より完璧に思考を表現して伝達することができる!これがなにより凄いと思っていた。 ソフトを書くという行為そのも…

創造的プログラミング序説(草案)

創造的プログラミング。現在の生産的(時間内の生産効率を上げることが最上の価値)ではなく創造的(独自価値で創造的表現を行うことを主要な価値にした)プログラミング。 製品性のキーワードは、かつての”便利さ”(計算が速いとか、手間が減るなど)から快…

HyperCard 2014 - ソフトウェアとハードウェアの境界線にあるもの -

ハイパーカードというアプリケーションがかつてありました。誰でも非常に簡単にプログラミングができる創造力を刺激してやまないアプリでした。それ自体がソフトウェアをどんどん生み出してクリエーターを増殖する強力な魅力を持っていました。 今改めて、こ…

所詮、心が無くてはデジタルテクノロジーは虚しい。円満な革命の技術を考える。

人が何か話したり、行動をすることには、それを動かそうとする、その人ならではの動力が有ると思います。それは例え「暇つぶし」だとしても何らか幸福の実現への意志や意欲が含まれていると思われます。 「そこにいるだけで楽しい」みたいな状況は極めて分か…

製品作りを通じた価値創造は常に変化に晒されている。持続的起業家の矜恃について

東京からサンフランシスコに戻ってあっと言う間に一週間が経とうとしています。柄になくいろいろ人について、或いは起業家と言うむつかしい存在について多少考えるところが有り、全くの断片的メモなのですが、記しておこうと思います。 人を測るのに自分を物…

Still staying in Tokyo

柏の葉KOILでのハッカソンを経て、東京大阪京都3拠点でのIoTカンファレンス、そして鎌倉・京都・大阪・伊勢神宮、そして浜松を巡っての様々な起業家、投資家、開発者、研究者、企画者、思索家との出会いと語り合い。非常に充実した日本滞在なのですが、VISA…

箸がない! - イノベーションを引き起こす12のヒント -

この間、道玄坂のアパホテルでカップラーメン食べようとしてお湯を注いだ時に悲劇が!.....は、は、箸がない!!・フロントに電話ー>箸を取りに来いという、嫌だ!(なぜか凄く嫌だった)・コンビニの袋には箸がない!なるほどエコですね。(東京も変わりま…

ソフトウェアがハードウェアに出会うとき

10/26(日)の14時から新宿のグミさんで、IoTを語り合う熱いカンファレンスを行います。SonyのMESHチームさんやIntelのエディソンのチームの皆さんにも、DEMOおよびLightning Talkでお声を掛けています。 講演は僕以外にスイッチサイエンスの金本さんとGClue…

モノに寄る夜 IoTに関するファイヤーサイドチャットをやります。

10月21日京都のコネクトフリーで、はてな近藤さん、僕とコネクトフリーCEOのクリスとでファイヤーサイドチャットをやります。IoTの未来を自由闊達に心ゆくまで語り合う場です。ぜひ奮ってご参加下さい!詳しくは下記のイベント情報ページを御覧ください。 10…

日中同時開催のハッカソンに参加します。

僕と高宮さん(グロービス)と審査員として参画する柏の葉KOILでのハッカソン、日中同時に開催で、賞品は上海ツアーだそうです。デザイナー成分がまだまだ不足とのことですので、じゃいっちょハックしてやるゾ!っていう気骨と挑戦心のあるデザイナーさんは…