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以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

創造性の電子版レゴブロック LittleBits がクラウド化して IoTデバイス開発キットになった。

電子工作キットのLittleBitsがクラウド対応モジュールを発表した。

Ayah Bdeir: Building blocks that blink, beep and teach | Talk Video | TED.com

Wi-Fi接続とクラウドサービス(IFTTTをサポート)がセットになったAuduinoモジュールだ。

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今までは初心者向け電子工作キットして、とても優れた教育用デバイスの評価を受けてきたLittleBitsだが、Aruduino at Heartのモジュールを追加して、一気にプログラマブルになり、今回は遂にネットワーク接続とクラウドサービスとの連携を手に入れた。

LittleBitsのファウンダーはメディア・ラボ出身で、下記のTED TALKSを観ても分かるように、新しい時代のレゴブロック(創造性キット、発明のためのデジタルブロック)を提供しようとした彼女は、確実にそれを実現しつつある。

Ayah Bdeir: Building blocks that blink, beep and teach | Talk Video | TED.com

ただ、今回のモジュール追加は、今までの電子工作キットの範疇を超えた非常に大きな飛躍になるかも知れない。

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つまり、これを使えば遠隔地にあるデバイスのコントロールをレゴブロック的簡単操作で行うことが可能になるので、自由度が高く使い勝手の優れた IoTデバイスの制作環境としてLittleBitsが生まれ変わるのだ。

 

小さな発明(温度を検知して水をやる自動給水器とか、人の侵入を検知してアラートをメッセージするなどアイデアは無限大だろう... )があちこちで同時多発的に起これば、その組み合わせやソースコードは幾らでも流通・共有できる。

そうすれば、プログラマブルなデジタルデバイスがどんどん広まる土台がますます豊かになる。相乗効果で関連したクラウドサービスや関連したセンサーデバイスなども増えてくるだろう。

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そして、そういう共通のプラットフォームは、いままでは純粋なプロ・エンジニア以外にはアクセスが非常に困難だったし、そもそもIoT時代になっても今までどおりメーカーあるいはプロフェッショナルがそのデバイスを開発・提供すると考えられていたことからすれば、ある種のコペルニクス的展開だと言えるだろう。

 

IoTは誰もが発明を行い、しかもその成果・財産を流通・共有可能なのだ。

そういう世界観をイメージしてみれば、スマホの次はきっとスマホではなくて、もっと本質的に異なる新しいパラダイムが登場するのではないか?少なくとも、そういう想像を巡らすだけのポテンシャルを感じることが出来る。

http://www.wired.com/2014/07/little-bits-the-favorite-toy-of-hardware-hackers-is-now-cloud-enabled/ WIRED US 記事

ひとまずクラウド対応キットは99ドルで販売されているので、買って試してみてはどうだろうか?

Pages - littleBits

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