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以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

もっとオープンに! もっと透明に! もっと闊達に!

 

この9月7日は僕の誕生日でした。TechCrunch など多くのイベントでは、まさに同じ日に参加する機会があったりして、思いで深い日です。多くの方々から応援のメッセージをいただいて本当に嬉しかったです。

僕自身少しでもお応えしたいと思いましたので、以前の頓智ブログからスピーチ・テキストを引用してみたいと思います。自分が世界規模にテクノロジーを通じて起したいと思っているイノベーションはこういう価値観に基づいています。

 

■Open Shared World, We will make it.

果たしてお互いが分断したままで、本当に大きな仕事が成し遂げられるのだろうか?

それを世界に告げようではありませんか?

世界の和解と理解を!お互いがお互いを理解し、お互いを思いやることができることを、お互いがお互いを知る喜びを告げましょう。我々は最初に行う者です。世界を照らす事を行いましょう。

 

情報技術は誰の為なのでしょうか?

情報技術は、それが人の為になるからこそ価値があります。

人類の歴史はお互いがお互いを知る為の努力の歴史でした。

 

人は乗物を発明し、船舶を発明し、飛行機を発明し、ラジオ/テレビを発明し、電話を発明し、ネットを発明しました。ただ、お互いの理解の壁は高く、お互いの理解は簡単ではありません。

サンフランシスコで、ワルシャワで、そして東京で、異なる歴史、異なる言語、異なるコミュニティ、異なるルール、異なる価値観を持った者同士が、どのようにしてお互いの多様性や異なる価値観を大切にしたまま、お互いがお互いを簡単に知ることができる様になるのでしょうか?

 

3.11の直後、我々が、オースティンの地に於いて、世界中の多くの人たちから多くの支援を受けました。お互いがお互いを思いやり、それを形にして届けられる事。

これら相互理解のテクノロジーはネットの大きな恩恵です。我々はそれをより前へと進める責務が有ります。それこそ自分たちの人生を費やす重要な事業として、あらゆる信念や情熱や技術や創造性を注ぎ込んで成し遂げたいと思います。

 

より透明でオープンマインドな世界をもたらすためのテクノロジーを自らの力で前に進めて行きましょう。

対話が必要です。新しい我々の事業を遠慮なく語り合いましょう。お互いがお互いを知り、お互いを学び、お互いが信念をぶつけ合い、我々しか出来ない新しい事業について、心行くまで語り合いましょう。

 

なぜ、それをやるのか?どの様にそれをやるのか?一体、何を我々の製品として人々に届けられるのか?心から確信して進められる様、心を開きオープンに語り合いましょう。

我々は誰かが何れどこかでやってくれる事をただ待つのでは無く、誰かがやってくれないのを批判するのではなく、我々自身が世界の為に何が出来るのか?を自分自身の問題として捉え、計画し、それを実現しましょう。

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これは2011年の10月3日に頓智の社内集会でスピーチした内容です。僕自身がスケスケ社会という概念に込めている思いはこういったものです。基本的なスタンスは変わっていませんが、一方で僕らを取り巻くテクノロジーも世界情勢もどんどん変化しています。

今後数十年に掛けて自分に何が可能なのか?せっかくの誕生日に、原点に戻って色々と考えてみました。多くのメッセージと友人達に心から感謝します。もっと真摯に自分の仕事をやり遂げたいと思います。引き続き、ご支援よろしくお願い致します!

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