頓智・日記 SECOND

頓智の毎日

2012-04-29

新しいセカイカメラについて語れる幾つかのこと。

 "インタレストをアクションにする。新しいセカイカメラは、東京という都市を好奇心によって編集し、街への気づきを得て、価値あるアクションの機会を提供する製品です。ネットを飛び出し、リアルな世界を編集/キュレーションするとはいったいどういった行為なのか?そして、それのもたらす新たな行動パターンは、どんな新しいビジネスチャンスを生み出すのか?都市情報発信力ある/街を活発に楽しんでいる/街で積極的にビジネスを展開されている皆様と、新セカイカメラの作る未来の可能性を描いていきたいと思っています。"

これは4/26の新セカイカメラβサービス・リリースイベントのアピールです。いままではDogg、StumbleUpon、TumblrやPinterestに代表されるウェブのページ情報や画像などを編集するのがネットのキューレーションでした。ところが新製品では、現実の都市を媒体のように編集出来るリアルのキューレーションをコンセプトとしています。

このアイデアの直観は2008年にアクリルで出来たセカイカメラモックアップ(機能は何も無いのですが、拡張現実体験を仮想的に都市空間内でイメージできるモックです)を渋谷の街中で使っている時に得ました。

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仮想のタグを現実の場所や商品、人物などに貼付けられる事で、仮想と現実が一体化した理想のマーケットプレイスが実現できると感じました。

今有る製品コンセプトとしてはO2Oと呼ばれる領域が最も近いのですが、僕らはItoA=InterestToActionと呼びたいと思っています。人の関心を現実生活に空間的に投影して日々の行動を書き換えよう!という意図ですね。そういった意味では、新製品は、現実世界志向のPinterestとも言えますし、よりビジュアルなFouesquareとも言えますし、あるいは都市そのものを対象としたFlipboardと言えるかも知れません。いずれにしろ、人の関心を行動にコネクト出来るメディアがどういう形で実現出来るのか?を真剣に追求しています。

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透明のアクリルをかざして渋谷を歩き回っていたときのイメージがようやく形になりそうです。とは言え、製品はまだまだクローズドβ段階。操作性やビジュアルデザインなど含めて改善改良の余地は物凄く有ります。そして、現実の都市をコンテンツとして取り込んで行く活動も、いままさに始まったばかりです。

ですので、多くの既存メディアの皆さん、多くの都市開発者の皆さん、多くの情報キューレーターの皆さん(雑誌編集者の方々、ハイパーローカルのメディアを運営されている方々、ソーシャル×ロケーションの新メディアを開発されている起業家の方々)に向けて積極的な参画をお願いしたいと思います。

今後はパブリックリリースに向けてますます新セカイカメラの情報提供を進めて行きますし、キューレーター・コミュニティへのご参加を促進して行きます。なにとぞ宜しくお願い致します!

 

2012-04-29

新セカイカメラのクローズドβサービスが遂に始まりました。

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新しいセカイカメラの準備が刻々進んでいます。4/25には新宿のフランステレコムさんでβバージョンのTouch &Tryをやりました。流石に欧州最大級のメガキャリアのリサーチ職の皆さん、質疑応答が終わらない感じでとても手応えを感じました。

そして、翌日の4/26には渋谷のRESPEKTでクローズドのβバージョンお披露目のミートアップイベント(この日からクローズドβのサービスが開始されました)。100名を越えるキュレーションコミュニティの皆さんにお越し頂き、実機での体験をして頂きました。

電波や機材の問題も有り、まだまだ不十分な環境だったこと。そして時間的な制約内で充分なコミュニケーションをしていただく所までセッティングが追い付かず、お越し頂いた皆さんには多々ご迷惑をお掛けしたのですが、引き続き新セカイカメラの面白さ、新しい価値観、世界観をお届けするべく活動しますのでお楽しみにお待ち下さい!

 

2012-04-16

New Sekai Camera Under Development (w/ screenshots)

Tonchidot is now busy with the release of the all new Sekai Camera. We have our beta release coming up in 26th Apr. and the public release hopefully in June. "Putting your interests into real actions" - we will deliver to you the ultimate media for enjoying city life!!

We are currently looking for all kinds of media, brands, public transportation, contents providers to work with in the release of our new product. The new Sekai Camera, which will guide you the local-urban contents based on your interest, is especially focused on the newest iPhones and the new iPads.

We have a great band of official contents and curators lined up so far already - but if you'd like to join, welcome! Contact me (via email of facebook or whatever) please! Thanks!!

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2012-04-16

新しいセカイカメラ開発中です(操作画面はこんな感じ)。

頓智では新しいセカイカメラのリリースに向けて製品開発に没頭してます。2012年4/26にはベータリリース、6月にはパブリックリリースを控えて「インタレストをアクションにする」と言う新機軸で世界規模の都市型メディアをお届けします。

そこで、特に東京首都圏で展開するメディア、ブランド、公共交通機関、コンテンツ・プロバイダーの皆様と新製品リリース時の共同展開を模索しています。その場所ならではのエリアコンテンツをインタレストに基づいてガイドする、新しいセカイカメラは特に新型iPhoneiPadにフォーカスして展開します。

公式コンテンツや公式キューレーターも素晴らしい布陣で進めています。ぜひ、新しいセカイカメラと組みたい!という方は僕宛にご連絡を下さい!(メールでもフェイスブックメッセージでも歓迎です)お待ちしています!

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2012-04-07

言葉を持って世界と闘う

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昨晩は秋葉原でアマゾンさん主催のリーンクラウドカンファレンスに参加して来ました。僕はgumiの国光さんと共にリーンスタートアップのエリック、アマゾン.com CTOのヴァーナーと一緒にパネル参加して来たのですが、改めて感じたのは「言葉の力」でした。

今回のキーワードはもちろん「リーン」と「クラウド」です。そして、その言葉の力は国境を問わず、いつでもどこでも浸透することが可能です。たとえばクラウドコンピューティングの技術に関しては日本の産業も貢献している部分は少なく無いでしょう。ですが、クラウドの言葉がもたらすパワーを最も有効に活かしているのは、シリコンバレーを中心にしたアメリカのベンチャーです(アマゾンはシアトルが本社ですが)。クラウドのパラダイムをコントロールし牽引しているのは彼らです。

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リーンに至っては、そもそもその起源はトヨタです。ですがリーンのコンセプトで新しいプロセスや製品をイノベートするコミュニティの中心に居るのは我々ではありません。今回の様なカンファレンスはもちろん日本に限らず多くの地域でどんどん開催されていますが、そこで語られている言葉とその言葉に連なる製品やサービス、プロセス、エコノミーなどを中心になってデベロップしているのは我々ではありません(日本の中で先進ユーザーとしての日本人スタートアップがあれこれ頑張っているのは当然ですが、それは主に国内での出来事です)。

外からやって来る言葉を受け入れ、それを洗練させて行く能力に於いて日本人は非常に強い嗅覚とアレンジ力を持っていると思います。でも、これからは我々自身が我々自身「言葉」を作り出して世界に送り出して行く意識を持って行動するべきなのではないでしょうか?でなければ、自分たちは、いつまで経っても海外のトレンドを受け入れる為の仕事に終始してしまうでしょう。そういうことを改めて痛感したイベントでした。

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正直、この本はお薦めです!多くのアントレプレナーが読むべきと思いました。

 

2012-04-07

SXSW 2012 LookBack MeetUp

SXSW 2012 LookBack MeetUp無事終わりました。ご協力いただいた皆様、ご登壇いただいた皆様、会場ご提供いただいたmixiさん、チケット配布協力いただいたPeaTixさん、本当に有り難うございました!内容は本当に盛り沢山で、メディアの取材状況、スタートアップの出展報告、TechCocktailのリアル報告、ビジターによる観戦記など「これでもか!」と言うコンテンツをお届けしました。

とはいえ、本当に実感出来るのはオースティンに出掛けた瞬間です。あの場所で、あの規模で、あの盛り上がりで、あの参加プレーヤ達と、どれだけのパフォーマンスができるのか?SXSW 2013では、より本格的に製品戦略の一環として、世界展開のための有効なローンチパッドとして、有効活用できるようなプレイヤーが日本から登場できる。そんな状況を期待したいと思います。

暴風雨で延期になったワイアード主催のSXSW講座も実施しますので、ここにも是非ご参加ください!MeetUp翌日のリーンクラウドカンファレンスでgumi国光さんがメッセージされていた通り「Just Do It!」です。やらないと何も分かりません。実現は実行に掛かっています。綿密で丁寧な検討も、実現する意識と行動の意欲ありきです。お互い頑張りましょう!

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2012-04-01

SXSW2013はもう始まっている(実践編)

今週はSXSW関係のイベントが二つあります。ひとつめは4/3のアップルストア銀座で行われるワイアード日本版主催のSXSW講座です。Compath.meの安藤さんやイーストの次廣さんにご参加頂き今年のSXSWリアルレポートを行います。あともう一つは4/5の渋谷mixi本社で開催されるルックバックカンファレンスです。既にエントリーされている方もいらっしゃると思いますが、SXSW2012 に参加したいと言う意欲をお持ちの方は是非お越し下さい。 

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オースティンで見つけた強烈な広告

さて、今回は全く趣向を変えて、SXSW2013でやったら良いと思う事を幾つかランダムに書き連ねてみますね。なにしろ二百人の日本人が海を渡った2012が起点になりますから、2013は冗談抜きで千人のサムライがオースティンに集結しても可笑しく有りません。

そうすると、2011-2012の取り組みとは異なるレベルのアクションが求められるでしょう。量の増大は質の変化をもたらします。そうすると単にオースティンに行く。あるいは出展するというだけではなく、もっと多種多彩なアクティビティが可能になります。

■トレードショー出展内容はもっと高度化する

今年は18社がSXSWトレードショーに出展しましたが、他のブースを見ても多くの学びが会ったと思います。また、単なるブース出展という点で思考する限界も判明したのではないでしょうか?ですから、ストリートイベントや会場付近でのアピールなど含めたもっと面的な出展など工夫の仕方は幾らでもありそうです。それよりも重要なのは、出展手前の製品リリースとその認知向上です。トータルな出展内容のレベルアップは今後の課題です。

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WOMBでのキックオフミーティング

 ■スタートアップ同士で共同出展を行う

SXSWトレードショーは例えばワールドモバイルコングレスやCESに比べると出展料金も安い上にウェブインダストリーへの影響力が高いので、コスト対効果が非常に高い出展機会と言えます。とはいえ、素材作成、部材持ち込み、現地での宣伝、ブースでのアピール、各種ディールなどをすべて自前でやるのは簡単な事では有りませんし、コストも掛かります。スタートアップ複数社で協同して行うのも良いアイデアだと思います。企画次第では共同出展自体がニュースバリューを獲得出来るかも知れません。

■SXSW進出をコーディネートする

今後SXSWをローンチパッドとして活用して行く企業が増大するでしょう。スタートアップに限らず、SXSWという非常に効果的ながら全体像の掴み辛い巨大イベントでの効果的な露出を演出する人が出て来るのは時間の問題かと思います。それを拡張すると、いまやシリコンバレーの著名企業が進出する先としても認知されつつあるオースティンへの進出をコーディネートすると言うもう少し息の長いビジネスもニーズがあるのではないでしょうか?

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ドイツのMLOVEからの取材光景

■キーノートスピーチやパネルディスカッションを企画提案する

2012にはGREEの荒木さんと電通さんが開催されたカンファレンスですが、どんなに無名で小さくてもSXSWでのカンファレンスは主催可能です。2011には三つの日本発パネルがあったのですが、事務局宛の直接提案やオープンな投票などを通じてセッションのアイデアさえあれば提案する事ができます。投票のハードルは決して低くは有りませんがアイデアが優れていれば充分にエントリーしてみる価値はあると思います。

■インタラクティブアワードにエントリーする

今年はPinterestの入賞が脚光を浴びたインタラクティブアワードですが、過去にはTwitterFoursquareも入賞しており、その年のトレンドを占って行く上でも注目度が高いアワードです。全くのスタートアップにはアクセラレーターと言う賞もあります。エントリーは年内メドなので実はそれほど余裕が有りません。ノミネートされないと意味が無い!とは思いませんが、もしノミネートされれば非常に価値が高いのでチャレンジをお薦めします。 

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渋谷FACTORYでの作戦会議

 ■海外メディアへの露出を準備する

SXSWには例年3千メディアが訪れます。そこには北米のテックメディアに限らず東海岸や欧州の大手メディアも大挙するので、同じ労力を掛けるとしても当然より効果の高い露出が図れます。ただ、できるだけその確度を上げる為には事前の製品リリースやメディアへの売り込みが欠かせ舞えん。ブロガーやインフルエンサーにも予め前もってのリーチをするべきですし、限られた時間出来る事は沢山あるのです。

■SXSWツアーを主催する

なにしろ五万人が一週間集って数千回のライブやセッション、パネルやコンテストのあるSXSWです。幾ら慣れていても全部カバーするのは無理ですし、どのイベントに出るべきか?本当に迷ってしまいます。そこで、SXSWツアーはどうでしょうか?もちろんそれはインタラクティブだけではなくフィルムやミュージックに関しても言える事ですが、パッケージ次第では日本国内では、とてもリーズナブルな価格内で体験出来ない様な凄い体験の出来るツアーが実現出来ると思います。

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WOMBでのキックオフミーティング

さて、どうでしょう?実はスタートアップの起業家だけでなく、色々な方にSXSWへのアクセスとチャンンスが有ります。2012でオースティンに参加した日本企業でも電通と博報堂があちこちで目立っていた様にコンテンツやメディアを持てる会社にとっても色々な入り口が有りますし、そこで露出する事の引き出す効果は小さく有りません。4/3と4/5には、また改めて直接お話出来ると思いますが、日本人が世界で闘える腕試しとしても多様な実験ができると思います。そこで目立つのは本当にアイデアと情熱次第。SXSW2013はもう始まっています。