プロダクトで闘う。世界的イベントをどうやって突破口にするのか?
最近、プレゼンテーションやプロモーションについて、かなり突っ込んだ相談を持ち込まれることが以前にも増して増えました。
特に北米市場でローンチするにあたってどうすれば良いのか?これは世界市場を目指す意欲的な起業家にとっては永遠に回答のない問いかけですし、それも一朝一夕には解決できない難事なので深い悩みのタネになって当然です。
自分自身、過去に様々なプロダクトとスタートアップで挑戦をしてきました。今もドキドキで挑戦をし続けています。もちろん、まだ回答らしい回答はありません。それこそ日々悩みながら進んでいます。
そして、自分の場合は製品を空気に触れさせる。多くの人に関心を持ってもらい触ってもらい、共にその製品がもたらす世界観を実現するべく働きかけるのが持ち味のようです。
そのなかでもテッククランチ、SXSW、TEDは、自分自身のなかで大きな意味を持っています。年末の特別番組で取り上げられ(冒頭でTEDx Kyoroが登場していましたし、SXSWでの資金集めの様子も取材されていました)それらの発表機会についていろいろご質問いただくことも多いので、ちょっと振り返ってまとめてみました。
テッククランチはセカイカメラでデビューして以降、自分にとってはとても大きな意味を持つイベントであり続けています。北米では、ニューヨークとサンフランシスコで年二回開催されています。最近はハードウェアメイカーがそれらの技術を競うハッカソンも行われていますし、そこからユニークな企業が登場することも増えています。以前はTC50でしたが、今はTechCruch Disruptという呼び名にかわっています。
TechCrunch 50
http://jp.techcrunch.com/2008/09/10/20080909techcrunch50-tonchidot/
TechCrunch 50 2008 ( Sekai Camera )
https://www.youtube.com/watch?v=HbcO46ELZ7A
ローンチフェスはテッククランチからのスピンアウトなのですが、僕は過去にdomoという(リアル世界での出会いを支援する)アプリで登壇しています。
来年も3月に開催されるようです。今年はSonyのMESHチームと出展しました。ジェイソンカルカニスという著名な起業家・投資家がリードする非常にアクティブなイベントでありメディアがローンチです。
LAUNCH CONFERENCE ( demo )
https://www.youtube.com/watch?v=3RhjBJ4CUJQ
SXSWは、以前domoアプリとテレパシーワン(2012年当時にグーグルグラスの対抗馬だったウェアラブルデバイス)で過去に参加してきています。来年で僕自身参加して6年目なのですが、5年目の今年も参加しました。
これは世界でも最大規模のテックイベント(テックだけでなく、フィルムや音楽のイベントでもあります)で、スタートアップ向けのアワードや出展イベントも同時開催されています。
SXSW Interactiveとは?
http://wired.jp/2012/05/21/sxsw-event/
下は、TEDで行ったテレパシーワンのプレゼンテーションです。今度はぜひドキドキのプロダクトでスピーチをしたいと思っています。素晴らしいスピーカー達との共演が、最高にエキサイティングです。
もともとはTED本家から派生したスピーチイベントですが、特に国内でもTokyoとKyotoが規模・内容ともに素晴らしく世界的に見ても見劣りのしないものになっていると思います。スピーカーは公募もされますし通常のテック系イベントとは大きく異るカルチャーを感じ取れるのは魅力です。
TEDx Kyoto 2014 ( Telepathy One )
https://www.youtube.com/watch?v=HrG8UZjL5E8
2013 TEDx Kyoto
いつかこれらの発表機会の攻め方活かし方についてまとめられると良いなあと思うのですが、僕の場合は今進めているベイビーをどう生み出すのか?にまずは集中すべき時とも思いますので、何かお聞きになりたいことがあったらツイッターやフェイスブックでお尋ねになって下さい。