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以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

Battle of the Silicon Valley

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 WeWorkで活動はじめてまだ数日ですが、すでに東京で進める創業期のアクションとの違いが多数あって非常に面白いです。少しだけ事例を挙げてみますね。

知的財産権への目配せが非常に重要。

これはすぐに分かることですが、ここでシリコンバレーでは意匠、商標、特許、実用新案等を積極的に押さえることが何より求められます。あらゆる紛争への押さえとして権利のプロテクションを行う構えがないとそもそもファンドレイジングの対象として不適格と見做されます。スタートアップとして製品が優れていてクールなだけでなく、それを取り巻く権利をいかにハンドリングするのか?のアイデアが無い限りは宝の持ち腐れなのです。

弁護士とのコミュニケーションが不可欠。

ですので、IPの専門家たる法律家(日本だと弁理士)との積極的なコミュニケーションは不可欠です。しかも、単なる手続きレベルの作業者ではなくIP戦略を考える専門のストラジテストとして考える必要があります。知的財産権をいかに保護し活用し、より有利に戦略を展開できるかのデザイン思考が問われます。ですから資格を持っているというレベルで考えるのではなくスタートアップの戦略パートナーとしての目利きセンスや効果的アドバイスが出来る相手を意識して選ばないと意味が有りません。

グローバルスタートアップのための環境がそこにある。

ここで挙げたのは、ここしばらくの実地体験の賜物ですが、これだけとってもシリコンバレーで戦う価値を感じ取れますね。つまり、スタートアップの戦略を有効に進めていくにあたって有効なシステム、要するに各国の強敵強豪と戦うための専門家ネットワークが、選択肢豊富に揃っており、そこへアクセスをすることで世界的なな競合に勝ち残っていくための(グローバルに効果的な)ノウハウや専門的方法論が駆使できる環境があるわけです。

何事も最初にやるほうが安価だしシンプルだ。

会社設立や取締役会の構成、オプションの考え方や設計など数えるとキリがないのですが、そういう当たり前に取り組まないといけない仕組み仕掛けを瞬時にマネージ出来るのはシリコンバレーでスタートアップする醍醐味と言えますね(お金が相応に掛かりますが、こういうアクションを初期にしておく価値は高いです。会社が大きくなってから権利の所有関係を整理したり、株主構成や会社の設立自体を巻き直すのはある意味不可能に近いです)。