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以心伝心記

Technology is anything that wasn’t around when you were born.

言葉を持って世界と闘う

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昨晩は秋葉原でアマゾンさん主催のリーンクラウドカンファレンスに参加して来ました。僕はgumiの国光さんと共にリーンスタートアップのエリック、アマゾン.com CTOのヴァーナーと一緒にパネル参加して来たのですが、改めて感じたのは「言葉の力」でした。

今回のキーワードはもちろん「リーン」と「クラウド」です。そして、その言葉の力は国境を問わず、いつでもどこでも浸透することが可能です。たとえばクラウドコンピューティングの技術に関しては日本の産業も貢献している部分は少なく無いでしょう。ですが、クラウドの言葉がもたらすパワーを最も有効に活かしているのは、シリコンバレーを中心にしたアメリカのベンチャーです(アマゾンはシアトルが本社ですが)。クラウドのパラダイムをコントロールし牽引しているのは彼らです。

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リーンに至っては、そもそもその起源はトヨタです。ですがリーンのコンセプトで新しいプロセスや製品をイノベートするコミュニティの中心に居るのは我々ではありません。今回の様なカンファレンスはもちろん日本に限らず多くの地域でどんどん開催されていますが、そこで語られている言葉とその言葉に連なる製品やサービス、プロセス、エコノミーなどを中心になってデベロップしているのは我々ではありません(日本の中で先進ユーザーとしての日本人スタートアップがあれこれ頑張っているのは当然ですが、それは主に国内での出来事です)。

外からやって来る言葉を受け入れ、それを洗練させて行く能力に於いて日本人は非常に強い嗅覚とアレンジ力を持っていると思います。でも、これからは我々自身が我々自身「言葉」を作り出して世界に送り出して行く意識を持って行動するべきなのではないでしょうか?でなければ、自分たちは、いつまで経っても海外のトレンドを受け入れる為の仕事に終始してしまうでしょう。そういうことを改めて痛感したイベントでした。

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正直、この本はお薦めです!多くのアントレプレナーが読むべきと思いました。