SXSW Pitch Battle Award Review
昨晩はSXSW Pitch Battle Awardを審査して来ました。
審査員はユビイキタスの清水さん、芸者東京の田中さん、mixiの宮田さんと超豪華メンバー。で、下は僕の審査講評です。
・Conyac:ソーシャルトランスレートサービス:http://www.conyac.cc/
全体的に薄味でした。アイデアとネーミングがとても優れているので、もっと熱烈にアピールして欲しかったです。
・nana:音楽共有&編集アプリ:http://nana-music.com/
テッククランチTOKYO登壇時よりもメッセージが明快になりました。プレゼンは凄く響いてました。プレゼンテーターの発する熱量はなにより重要ですね!
・Facematch:ソーシャルに異性とマッチングできるサービス:http://facematch.jp/
流石と言うかなんというかプレゼン中の人心掌握術はピカイチでした。実に将来が楽しみです。とにかく世界に飛躍して欲しい!と思います。
・Curioucity:ジオ系コミュニケーションサービス:http://curioucity.me/
まだ製品が見えていないとは言え、もう少し伝える方法があったのでは?でも、場数を踏むのはとても重要です。今後に期待しています!
・Grow:Social Tipping Platforw:http://growbutton.com/
プレゼンは良かったです。メッセージもよく伝えられてました。ただ、もっと何か、突き抜けるサムシングが欲しい!と感じました。それは何なのでしょうか?LIKEじゃとても成し遂げられない何かを見たいです。
・Bashscope(仮称):Collective Wall Service
製品名=サイミームですね。アイデアもプレゼンも良かったです。これから、固有の体験性や独自価値の提案がまだまだ出て来る事を期待しています!
・Picotube:動画版 Turntable:http://www.picotube.tv/
流石と言うかなんというか納得度の高さはピカイチでした。これほど製品魅力が分かり易いと、あとはさらなる洗練と、ならでは!のビジネスモデルを期待してします。スタートアップとしての完成度が高い。
・Crowsnest:ソーシャル・ニュースリーダー:http://www.crowsnest.tv/
個人的には一番良かったです。プレゼンも堂々としているしロジックも腹落ちします。何が足りないだろうか?デザイン?それとも、インターフェイス?他の審査員は辛口でしたが、とっても期待してます!
・Vongno:すれ違いソーシャルマッチサービス:http://itunes.apple.com/jp/app/vongno/id462255138
プレゼンの面白味というよりはプレゼンテーターのキャラクターが凄く受けてました。そのキャラクターをもっと大胆に製品に活かすべきでは?審査員が熱く、繰り返しアドバイスする姿が印象的でしたね。そういう魅力が彼らの持ち味だと感じます。
・Beatrobo:グループリスニングサービス:http://www.beatrobo.com/
プレゼンは良かったです。製品のルックアンドフィールもかなり良さそうです。ただ、音楽エージェントをボット化する事による付加価値が余り伝え切れていないかも知れません。製品として勝ち残る工夫としてではなく、開発者の情熱(初期衝動)をもっとアピールすると良いかも?