アメリカのハイテクトップ企業の60%が移民一世か二世により創業されていること。及び、それらが創出している時価総額は実に200兆を超え、従業員数は120万人を超える。(シリコンバレーと移民)この状況は日本対シリコンバレーとも言うべき(よく語られている…
今年何回タクシーに乗っただろうか?東京では複数回乗った。しかも、結構頻繁に...。 でも、サンフランシスコでは全く利用しなくなった。考えてみるとここに住み始めてからこのかた、キャブには全く乗らなくなっている。それはもちろん、それはUberがあるか…
Uberのもたらす共有経済の底力を思い知ったのは、本当に偶然の出来事がキッカケだった。 最初は普通のアジア系移民のドライバーだと思っていたのだけど、その人は実は発話障害者だったのだ。彼のジェスチャーでようやく理解したのだけど、機敏な動作や対応の…
今年、サンフランシスコ滞在中に現金をいくら使っただろうか? 覚えている限りでも、回数、金額、共に本当に僅かだと思う。約半年の間、トータル十数万円を十数回程度の支払い回数で使った...。きっとその位ではないだろうか?現金にここまで触れないのは、…
サンフランシスコのUberで出会うドライバーがぼぼ100%が移民あるいは移住して間もない人ばかり...という現象は実は余り驚くに当たらない。例えばこの市内で営まれている多くのCo-WorkingやIncuvationで出会う起業家やスタートアップの多くもそうだからだ。 …
最近、工業デザイナーさんとお話していて興味を覚えたのは「なにより大切なのはひらめきだ」という一言でした。 しかも、それは最初の着眼点や製品案ではなくって、それを実現させる「最後の詰め」を考える際のポイントとしてなのだ。要するに発案時より実行…
実質、ウェアラブルの世界に飛び込んでから一年と約三ヶ月が経ち、日本では節目に成る四月を迎える際、我々テレパシー・チームも日米で約30人の大所帯になる(未だ製品の無いハードウェアスタートアップとしては)。 Telepathy Oneの完成度が上がってくれば…
何かをトコトンやり抜くことは、自ずと執念を元にした突き抜けるための貫通力を伴う。 それは当然ながら、傍目には極端なコダワリをもたらす。そして、それは時に人を不安にし、場合によっては不快感さえもたらす。でも、そういう事態を通じてでしか過去のバ…
ウェアラブルテックエクスポ初日、無事終了しました!アニメとウェアラブル、およびメイカーズ×ウェアラブル×IoTのセッションを担当しましたがいかがでしたでしょうか?色々お見苦しい点、お聞き苦しい点多々有ったかもしれませんが青息吐息で乗り切りました…
来る3/25に東京ミッドタウンで開催されるウェアラブルテックエクスポ一日目、セレボの岩佐さんと下記のセッションでを持ちます。どうかお楽しみに! 最先端の“ウェアラブル・テクノロジー”が世界中から大集結! | ウェアラブル・テック・エキスポ in Tokyo 3…
珍しく自分史について少し語りますね。3.11の日のSXSW(オースティン)は、個人的に特別の思いがあるのです。そう、僕が初めて訪れたSXSWは2011年の3.11でした。そう、ちょうど震災の発生時点だったのです。ですので、どうしても自分の死生観と不可避に繋が…
一週間に及ぶSXSWツアー(オースティン、テキサス)からサニーベールに戻ってきた。 全体を俯瞰すると、やはり前評判の通りウェアラブルデバイスとクラウドファンディングは最も盛り上がったテーマだった。また、昨年以降話題を呼び続けている3Dプリンティン…
Ringの快進撃が目覚ましい。太平洋時間の3/5水曜日2:00PMの段階で最初の目標額2500万円の倍額5000万円を超えました。支援者も既に3000人を超え、その増加は、目の前でクルクルカウンターが上がっていく感覚に近いです。実現可能なのか?の声は多数ありますが…
Telepathy One Prototypeを公開したのがちょうど一年前のSXSWでした。そして一年後のSXSW 2014@Austinでは、ウェアラブルを巡るパネルディスカッションをサイバー・イリュージョニストのマルコ・テンペスト、女性向けウェアラブル・デバイス・メーカーのファ…
".... というわけで、告知しろと特に言われていないけれども、まあ井口のインチキ歪曲空間に巻き込まれたい人はぜひどうぞ ...." と、とっても軽妙な締めくくりで終わる清水さん(@ユビキタスエンターテインメント)の最新ブログ記事。相変わらず愛情溢れる…
チャラいって英語で何というのだろうか? チャラいは、日本だと「軽薄で、移ろいやすく、芯がない、堅くない、いい加減で、深みのない状態」を指す。決して良い形容詞ではない。さて、ウェアラブルデバイスは今、最もチャラさが求められていると僕は考える。…
多くのウェアラブル・デバイスは、いまだに新技術の実装と、それをいかなるファームファクターに落としこむのか?の製品企画&実現のフェーズにある。 コンシューマー製品は本来、技術にのみ依るものではなく、その製品を使う人の満足感や納得感を伴わないと…
辺境の強さ。 かつて 2008-2011 辺りの時代、AR(拡張現実)で大活躍したのは主にシリコンバレー・エリア以外のスタートアップでした。が、結果としては(SNSやO2Oなどに比べると)本格的に市場形成されませんでした。ある意味、実験研究の段階からマス・マ…
UEIの清水さんにお聞きしたお話なのですが、アラン・ケイ氏はグーグル・グラスを「narrow」と評したのだそうだ。非常に興味深い! グラスを幾らか触ったことがある人ならイメージ可能なこの言葉の持つ意味は極めて深い。それは利用範囲かもしれないし、視角…
シリコンバレーが聖地なのは常に変わらず。僕自身も頓智ドット社CEOだった当時、2011年春に拠点としたのはシリコンバレーの新たなセンター、サンフランシスコのSOMA地区。周囲には多くのインキュベーション施設があって多くの生きのいいスタートアップが切磋…
ここしばらくの間の出来事は、もしテレパシーが非常に大きな成功を収めたとしたら、確実に歴史の1ページに残るだろう。まだ、出来てから実質1年も経っていないハードウェアスタートアップでも「イノベーションのジレンマ」は起こるという極めて有効な実例…
2013年は準備の年でしたが、2014年はいよいよ大勝負の年です。我々はここで2つの行動指針をしっかり確認したいと想います。 ひとつめは「総てを可能にする」考え方です。人は真面目で能力が高ければ高いほど「難しそうだ、出来そうにもない」「多くの問題が…
TEDx Kyoto 2013 で幸いにも「 Ideas Worth Spreading 」の概念に触れることが出来たので、そこでの貴重な体験を通じて振り返ることの出来た、自分自身のバックグラウンド(思想)について、改めて書き記してみたいと思います。 あらためて強く感じたことで…
もしかすると、みんなもうITに飽きているのかもしれない。そう感じることが多い昨今です。 ウェアラブルデバイスは来る2014 CESでは百花繚乱でしょうし、2014SXSWでも鍵になるのは「ハードウェア」でしょう。もはや多くの人たちが"ソーシャル何とか"や"クラ…
人は新しいものを否定する。 人は異和感を拒絶する。 人は変化を嫌悪する。 人は知らないものを却下する。 人は驚きを嫌う。 人は奇妙な出来事を無視する。 人は予定調和を好む。 人は既定路線を喜ぶ。 人は現場維持を望む。 人は昨日と明日が同じであること…
今、テレパシーはシリコンバレーと東京中心にビジネスを進めています。しかし、その原点は頓智ドット時代の「domo」アプリ開発中に経験したベイエリアでの起業体験が元になっています。その頃に書いた頓智在籍時代のブログを発掘して来たので、ここに再掲し…
以前、インキュベーションキャンプでの若手起業家たちとの語り合いを通じて痛感した気付きをもう一つだけ書いておこうと思います(ひとつは名刺交換の弊害)。それは「あなただけの物語」についてです。 僕自身他人のピッチを聴く機会は非常に多いので自然と…
シリコンバレーでのシニア・ディレクター(エンジニアリング)の採用に成功し、それ以外にもUI/UXデザイン、OS環境構築、アプリケーションプラットフォーム開発などの専門家達が続々集結している。 ウェアラブルデバイスのトップメーカーになる。それを通じ…
Google Glassのインダストリアルデザイン。それははパッと見て感じるよりは、現実に装着した場合、とても良く考えぬかれていることが良く分かる。 相応の重量物を無理なく装着させ、しかもそれなりに快適に操作することを可能にするのはとても難しいデザイン…
自分のアイデアをデバイスにする。 それはコミュニケーションの新しいスタイルを世に問うことだ。テレパシーの場合は、ある意味電話の次の新しいスタイルを志している。言葉に映像が伴う、それに加え経験や感情を共有することのできるシェアリング・デバイス…